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日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」 ―ベトナム語との対照― = tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng nhật ―so sánh với tiếng việt―

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つまり、「不」は漢語と結合する傾向があるということが見られている。 次に、各語種に属している語はどのような品詞の特徴を持つかとか明らかにするため、品詞に分類しは以下のように説明する。 「不」と結合する語は和語である場合、品詞が名詞(N)・形容動詞的名詞(AN)という二つの種類に分けられる。またどどちらの品詞に属してない形態素も出ている。それぞれの割合は次のように挙げる。

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ハノイ国家大学外国語大学 日本語・日本文化学部 - -

卒業論文

日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」

―ベトナム語との対照―

Tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng Nhật

―So sánh với tiếng Việt―

指導教員: 准教授(Ph.D) Đỗ Hoàng Ngân

学生氏名: Đặng Phương Anh

学生番号: 16041541

ハノイ、2021 年 05 月

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ハノイ国家大学外国語大学 日本語・日本文化学部 - -

卒業論文

日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」

―ベトナム語との対照―

Tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng Nhật

―So sánh với tiếng Việt―

指導教員: 准教授(Ph.D) Đỗ Hoàng Ngân

学生氏名: Đặng Phương Anh

学生番号: 16041541

ハノイ、2021 年 05 月

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論文の内容についての誓約

私は、2021 年度の卒業論文を提出するにあたり、以下のとおり誓約いたします。

1.本論文は、他の研究作品・資料等からの引用と参考している場合を除いて、すべて筆者である私のオリジナルな思考に基づいて執筆されています。

2.私は、剽窃に関する定義を理解し、卒業論文提出において、剽窃または剽窃と疑われる行為を一切行わないことを誓約いたします。

3.本論文において使用された語例は確実な辞典より引用することを誓約いたします。

4.データその他研究結果の捏造、改ざんはしていないことを誓約いたします。

ハノイ、 2021 年 05 月 筆者: DANG PHUONG ANH

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要旨

日本語では接頭辞がよく使われており、その中に否定接頭辞が一つの種類である。否定接頭辞の「不・非・無・未」は打消の意味を表わし、語幹を修飾するものである。この特徴のだから「不・非・無・未」の区別することは難しくなる。また、ベトナム語では接頭辞という概念が存在していないが実際には「不・非・無・未」と意味が相当する単位がある。では「不・非・無・未」は具体的にどのような違いがあるだろうか。そして、ベトナム語に相当する単位は日本語の否定接頭辞を対照すると、どのような相違点と類似点があるかと考えた。筆者はこの観点から始まり、前文に述べた二つの課題を解決するために本研究を行った。

今までの研究では否定接頭辞についての研究が多く見つけられたがほとんどのは意味の違い点を指摘する研究である。そのため、本研究では意味の違いを中心に分析せずに他のアプローチで分析した。収集した否定接頭辞「不・非・無・未」を含む語の後接要素を考察し、「不・非・無・未」と結合する語の品詞かつ語種の違いを見つけた。またベトナム語と対照する際、ベトナム語に相当する単位は二つの種類に分けられてそれぞれの種類を日本語の否定接頭辞と対照した。ベトナム語に相当する単位の二つの種類はベトナム語の漢越音節である「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」という種類及び日本語の否定接頭辞と同形していない単位というものである。

最後には本研究で得た結果に基づき、日本語の教育と翻訳分野への否定接頭辞の学習・翻訳などの提案を出た。また、否定接頭辞「不・非・無・未」を含む語例のリストを作成した。そのリストを見ると、「不・非・無・未」を含む言葉の意味・読み方・下接語の特徴・ベトナム語との相当する漢越語・ベトナム語の意味が分かってきた。

本研究では「不・非・無・未」の違い点を明らかにしており、ベトナム語とも対照した。しかし、結合する後の言葉がどのような品詞を持つのかまだ解決していない。また否定接頭辞を含む語は文脈の中にベトナム語への翻訳方法も分析されていないので今後の課題としたいと思う。

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目次

第 1 章:序論 1

1.1.背景 1

1.2.研究の目的 1

1.3.研究の対象と範囲 1

1.4.研究方法 1

1.5.先行研究 2

1.6.本論文の構成 3

第 2 章:語に関する基礎的な理論 4

2.1.日本語における語と語の分類 4

2.2.日本語の形態素 5

2.3.接辞、語基 5

2.3.1.語基 5

2.3.2.接辞 6

2.4.否定接頭辞辞 7

2.5.ベトナム語における語の特徴 9

第 3 章:日本語における否定接頭辞辞「不」・「非」・「無」・「未」 11

3.1.日本語における否定接頭辞辞 11

3.1.1.調査の概要 11

3.1.2.否定接頭辞辞「不」 13

3.1.2.1.否定接頭辞辞「不」の意味 13

3.1.2.2.「不」の下接語の性質 14

3.1.3.否定接頭辞「非」 16

3.1.3.1.否定接頭辞「非」の意味 16

3.1.3.2.「非」の下接語の性質 17

3.1.4.否定接頭辞「無」 18

3.1.4.1.否定接頭辞「無」の意味 18

3.1.4.2.「無」の下接語の性質 18

3.1.5.否定接頭辞「未」 19

3.1.5.1.否定接頭辞「未」の意味 19

3.1.5.2.「未」の下接語の性質 20

Trang 6

3.2.「不非無未」の相違点 21

3.2.1.意味の相違点 21

3.2.2.後接要素の相違点 22

3.2.2.1.「不」・「非」・「無」・「未」の後接要素の語種 22

3.2.2.2「不」・「非」・「無」・「未」の後接要素の品詞 23

3.3.まとめ 25

第 4 章:日本語における「不・非・無・未」と ベトナム語における相当する単位の対照 27

4.1.ベトナム語における「不・非・未・無」と相当する単位 27

4.1.1.ベトナム語における「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」 27

4.1.1.1.ベトナム語における漢越語 28

4.1.1.2.調査の概要 29

4.1.1.3.ベトナム語の「BẤT」(不) 30

4.1.1.4.ベトナム語の「PHI」(非) 32

4.1.1.5.ベトナム語の「VÔ」(無) 33

4.1.1.6.ベトナム語の「VỊ」(未) 33

4.1.2.「不」・「非」・「無」・「未」と同形していない単位 34

4.2.日本語における「不・非・無・未」とベトナム語における相当する単位の対照 36

4.2.1.類以点 36

4.2.2.相違点 37

4.2.2.1.ベトナム語における「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」との相違点 37

4.2.2.2.ベトナム語における同形していない単位との相違点 39

4.3.まとめ 40

第 5 章:結論 44

5.1.教育や翻訳への提案 44

5.2.結論 45

5.3.今後の課題 47

参考文献 48

謝辞 50

付録 51

表のリスト 51

語例のリスト 52

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第 1 章:序論

1.1.背景

ベトナム語と違って日本語に接頭辞がよく使われている。接頭辞の中には様々な種類があり、その一つは否定接頭辞辞である。否定接頭辞辞を含む語を学んでいる時に、「不」・「非」・「未」・

「無」を区別することは難しいと感じた。また、ベトナム語には接頭辞という概念が存在していないが、「不」・「非」・「未」・「無」に相当する意味の言葉がある。しかし、現在ベトナム語と日本語の接頭辞を比較する研究が管見の限りない。多くは接尾辞や日本語と英語・中国語・韓国語における接頭辞の比較に関する研究である。そのため、否定接頭辞辞について研究したいと思う。これまで、否定接頭辞辞の意味の違いについての研究が多いので本研究では「不」・「非」・「未」・「無」の後接要素の特徴を中心に行う。

1.4.研究方法

研究のツールは日本語の国語辞典、ベトナム語の国語辞典、日越の資料、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ: Balanced Corpus of Contemporary Written Japanese)である。

三つの研究目的を達成するために、本論では主に3つの研究方法を使用する。それらは総合・

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分析方法方法・考察方法・集計方法・比較方法である。以下は研究方法を詳しく説明する。 (1)総合・分析方法:

今までの先行研究を分析し、先行研究から本論に必要な結果をまとめる。また日越の「不」・

「非」・「未」・「無」の特徴を明らかにするために、分析も必要である。

(2)集計方法:収集した語例は後続語の語種(漢語・和語・外来語・その他)・品詞(名詞・動詞・形容詞)に分類し、集計する。

(3)考察方法:各言語の国語辞典と両言語を使用する資料を考察し、日越否定接頭辞辞を含む語を探し出す。

(4)対照方法:日本語における否定接頭辞辞とベトナム語に相当する言葉を対照し、類以点・相違点を述べる。

1.5.先行研究

否定接頭辞辞と結合する語の特徴についての研究の中で代表的なものは野村(1973 )の「否定の接頭辞語『無・不・未・非』の用法」という研究である。

この研究は二つの問題を解決した。第一は否定接頭辞辞と結合する語の意味は何かという問題である。第二はそれぞれの否定の接頭辞には、どのような方法・機能の違いがあるかということだ。以上の問題を明らかにするために、否定の接頭辞と結合する語を分析し、「無・不・未・非」意味と結合する語の性格を見つけた。

また朴(2017)は「不」・「非」・「見」・「無」の意味を詳しく分類し、「不」は七つの意味がある。「非」四つの意味を持っていることを指摘した。未の場合には、否定によって意味が二つ異なっている。それに、「不」・「非」・「見」・「無」と結合する語意味と品詞について分析を行う。

以上の結論を見ると、「不」「非」「未」の意味が詳しく説明されている。否定接頭辞辞と結合する語について、品詞、または「不」「非」「未」の結合する語の形もはっきり指摘されたがその「不」・

「非」・「未」・「無」に後接する語はどのような語種かつ品詞に属するかということがまだ分析されていないので本研究ではその点を考察したいと思う。そのため、本研究で意味の違いを分析せずに、コーパス調査により、「不」・「非」「未」「無」と結合する語の品詞と語種の違いを見つけようと思っている。それに、「無」の意味を詳しく説明する。それに加えて、ベトナム語との比較する研究が見つけられないので今回の研究で日越否定接頭辞辞を比較る。

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1.6.本論文の構成

1.2の(1)~(3)の目的を明らかにするため、本論文を 5 章部に分ける。本論文の全体構成は序論(第一章)・本論(第2章・第3章・第4章)・結論(第5章)からなっている。

第1章では、本研究の目的・テーマを選んだ理由・方法を示している。

本論では第1章での述べた目的を明らかにするため、本論を3章に分けられる。具体的には以下で説明する。

本論が第2章「語に関する基本的な情報」・第3章「日本語における否定接頭辞辞『不』・『非』・

『未』・『無』 」・第4章「日本語における『不・非・無・未』と ベトナム語における相当する単位の対照」を含む。

第2章「語に関する基本的な情報」では日越の語・形態素・接頭辞・否定接頭辞辞など本研究の対象に関連する知識をはっきり述べる。それらの概要は第2章の前提として役に立ち、その前提に基づいて否定接頭辞辞の特徴の分析を行う。

第3章「日本語における否定接頭辞辞『不』・『非』・『未』・『無』」では2部に分けられる。第一部では日本語における「不」・「非」・「未」・「無」のそれぞれのと下接語の性質よ意味の特徴を挙げる。筆者に行われた調査のとともに先行研究や資料などを参考しながら、四つの否定接頭辞辞の特徴を列記する。第2部は『不』・『非』・『未』・『無』の相違点につい説明する部分である。分析したことにより「不」・「非」・「未」・「無」の同じ点と違い点を指摘する。第2部はベトナム語における否定接頭辞辞「BẤT PHI VÔ VỊ」の特徴を挙げる。

第4章「日本語における『不・非・無・未』と ベトナム語における相当する単位の対照」では2部に分けられる。第1部ではベトナム語に不・非・無・未と相当する単位の特徴を挙げる。第2部は

「不」・「非」・「未」・「無」を比較し、共通点及相違点を見つける。

第5章「結論」では、本論のまとめ及び今後の課題について述べている。また翻訳・否定接頭辞辞の教育の提案を挙げる。

最後は付録である。付録で筆者が収取した日越否定接頭辞を含む語例・翻訳された日本の否定接頭辞辞を含む語のリストを付ける。

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第 2 章:語に関する基礎的な理論

2.1.日本語における語と語の分類

新明解国語辞典によると、「語」は意味を持つものである。一つ以上の形態素から構成される語が集まることで句、節、文が作られる。語の分類方法はいろいろありますが、一つの方法は次のよう分類できる。

(図1)語の分類

図 1 には単純語・合成語・複合語・畳語・派生語という6つの言語用の定義が出ている。本章で以上のものを順々に説明する。

手、雨、母、コーヒーのように、それ以上小さな単位にわけることのできないものと「男女」、「雨風」などのように 2 つ以上の形態素が結合できているものがある。前者を単純語といい、後者は合成語である。さらに合成語は複合語、畳語、派生語の 3 つにわかれる。

日本語教育への道しるべによると、複合語は、自立成分がが 2 つ組み合わされた語のことをいう。 例としては「手足」の言葉である。「手足」は「手」と「足」が組み合わせる語ですが、「手」・「足」をどちれでも独立でも意味がある。

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例:どんどん、人々、ペラペラ等

派生語の定義については、この本では「自立成分 1 つに、1 つ以上の接辞がついた語をいいます。」と書かれた。

例:お茶、不平等、寒さ

上記からみると、どんな語の種類でも形態素から成立することが分かってきた。では「形態素」はどのような物というか、次の節に詳しく説明する。

2.2.日本語の形態素

2.1 節には語を構成する「形態素」という概念が出ている。「日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識 50」で形態素の定義は以下のように書かれた。

「形態素(英:morphene)とは、意味を担う最小の単位で、それ以上分けられないものです。」 形態素は自由形態素(英:free morpheme)と束縛形態素(英:bound morpheme)という2分類に分けられる。

自由形態素(独立形態素と呼ばれることもあります)は、単独で語となれる形態素です。

例:茶、水、金、手、足、雨・・・

それに対し、拘束形態素は、意味は持っているものの、単独で語にはなれず、他の語と結びついて初めて語になれる形態素のことをいいます。

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不 + 合格 私 + たち

接頭辞 語基 語基 接尾辞

派生語 派生語

「精選版 日本国語大辞典」に」よると、語基(英:base)とは語の構成上、基幹的な役目をする部分。共時的にみて、意味、形式からそれ以上分析できない究極の要素。

以上の例を見れば、「不合格」の「合格」と「私たち」の「私」は語基として見られる。

2.3.2.接辞

『日本語文法事典』では接辞は「語構成要素の一種。語を構成する要素の内、語の意味的な中核をなし、単独で語を構成することもできる要素を「語 基」 (base)と呼ぶのに対し、単独で語を構成することが できず、語基と結合して形式的な意味を添えたり語の品詞 を決定したりする要素を指す。」というものだ。

接辞の分類が様々な方法があるが、基本的には語源及び位置づけによって分かられる。 ・方法 1:語源上は、接辞は以下のように分類できる。

(図1.1) 接辞の語源

接辞

和語系 漢語系 外来語系

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・方法2:位置づけにより分類

位置づけにより分類すると、接辞の中に接頭辞・接中辞・接尾辞という三つの種類がある。しかし、日本語では接中辞の存在がまだ証明されていないので日本語における接辞は接頭辞及び接尾辞に分かられる。

(図 1.2)位置づけにより接辞の分類

接頭辞が語源・後部分に来る語と修飾被飾の関係・意味によって分類される。

接辞

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・語源によって分類する

・後部分に来る語と修飾被飾の関係によって分類する

野村(1978 年)によると接頭辞は後部分にくる語にたいして、修飾被修飾の関係を持っている点によって 3 種類にわけられる。次のように以上の種類が挙げる。

(1)敬語化の接頭辞:御・お

(2)否定・打消を表わす接頭辞:非・未・不・無

(3)形状分化:大・中・小

このように日本語に接頭辞の分類が多くあるが特に否定接頭辞辞が良く使われている。しかし、非・未・不・無の全ては打消の意味を表わすので区別するのは難しいと思う。また、ベトナム語には相当する語が存在する。これらの理由で本研究は否定接頭辞辞を対象として研究しようと思っている。

接頭辞

和語系 漢語系 外来語系

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2.5.ベトナム語における語の特徴

前節に述べた通り、ベトナム語には否定接頭辞辞「非・未・不・無」と相当する言葉があるので、ベトナム語の否定接頭辞の特徴は何でしょうかと本節に説明して行く。最初から、ベトナム語の否

定接頭辞辞はどのような物かと理解するように、ベトナム語の語を理解する必要がある。

基本的にはベトナム語の語は日本語と同じ特徴を持つものである。つまり、ベトナム語の語とは意味がある最小の単位というものである。しかし、語の構成部分は「音節」とする。語が形態素から構成されることは一般的な規則であるものの各言語によって形態素も異なっている。ベトナム語のの「音節」は他の言語の形態素に相当する単位である。形式では、ひとつの音のかたまりの単位のことである。内容上では単音節が意味を表わす最小の単位だある。さらに意味・文法・造語力によってもっと小さく分類される。

『Cơ sở ngôn ngữ học và tiếng Việt』(1997)によれば、意味・文法・造語力で音節が三つの種類がある。

①独立でも意味がある音節。

例えば、「đất」(土) 、「nước」(水) 、「trời」(天) 、「cây」(木)等である。

②独立する場合、ある対象・概念に属しない音節(意味がないということ)。しかし、これらの音節が語の構成に存在するかしないかは語の意味に多く変化を与える。その上、実際にはベトナム語の歴史に意味を見つけた音節も多い。また、

例:(dai)nhách( 硬い)、(xanh) lè 真っ青、(đường) sá(ロード)等

③ ②と該当する音節。しかしこれらの音節が意味のない音節から構成された単語のみに現れる。

例: mồ-hôi(汗)、mì-chính(味の素)、a-pa-tit(アパタイト)等

つまり、意味により、区分すると①は意味がある音節で②・③は意味がない音節である。

次に、文法上では、独立するかどうかということで分類すると自由音節・不自由音節に分けられる。

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その中に自由音節は自由形態素と同様に独立でも語となれるものである。例としては làng

(村),người(人), nói(話す)等。その一方、不自由音節が独立であれば、語となれない音節である。不自由音節には意味がある不自由音節(thủy(水), hỏa(火), sơn(山))及ぶ意味がない不自由音がある。

このようにベトナム語における否定接頭辞辞「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」は意味が不自由音節に属する。

日本語とベトナム語の各言語の特徴を挙げた末に日越の否定接頭辞は類移点が見られるのでベトナム語の「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」との比較にする。

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第 3 章:日本語における否定接頭辞辞「不」・「非」・「無」・「未」

3.1.日本語における否定接頭辞辞

日本語の否定接頭辞辞「不」・「非」・「未」・「無」の相違点を見つけるために、それぞれの意味・結合する語の特徴を見つけることが必要である。日本語における否定接頭辞「不」・「非」・「未」・

「無」は否定の意味をもつことが知られているが具体的にはそれぞれの意味はどんな意味でしょうか。その問題を解決するために、今まで、「不」・「非」・「未」・「無」の意味上で研究が多くあるので本章ではそれらの参考文献を参照しながら意味の特徴を挙げる。そして否定接頭辞と結合する語について、語種・品詞を考察しようと思っている。

3.1.1.調査の概要

①調査の対象

本章では「不」・「非」・「未」・「無」を含む語を分析の対象としてする。そとため、筆者は 「不」・

「非」・「未」・「無」を含む語を集めし、リストを作成する。語例が次の二つのソースにより、リストに追加される。

・一つ目のソースは現代日本語書き言葉均衡コーパス』(BCCWJ: Balanced Corpus of Contemporary Written Japanese)というツールである。現代日本語書き言葉均衡コーパス』

(BCCWJ)により検索し、収取した「不」・「非」・「未」・「無」を含む語を分析対象とする。しかし、収取する中に、BCCWJ しか検索しないなら、語例の数量が不足になっている状態を気づいたので筆者は BCCWJ の以外、辞書の使用を決めた。

・以下に述べた通りに、二番目のソースは辞書である。本研究で使用する辞書は集英社の『国語辞典(第 2 版)』という辞書である。

BCCWJ による検索した語例の大部分は 2 字と結合する語で『国語辞典(第 2 版)』で調べた語例はほとんど「不」・「非」・「未」・「無」と一字結合する語である。

従って、本章で「不」・「非」・「未」・「無」の 1 字結合語と 2 字結合語を中心に分析しようと思っている。

②語種と品詞分類基準

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「不」・「非」・「未」・「無」と結合する語の品詞がどのように違うかを見つけるために、語種(和語・漢語・外来語)及び品詞(名詞・動詞・形容動詞)に分類した1。収集した「不」・「非」「未」・「無」の後接語は

「+和語かつ名詞」や「+和語かつ動詞」などのように検索した。(は「不」・「非」・「未」・「無」である)。

このように、BCCWJ の基準に従って、語種は和語・漢語・外来語の三つに分けられて品詞が(名詞・形容動詞・動詞)に区別する。

例:アルコール・スーパー・サービス・ラジオ・コミュニケーション等

次に、品詞の区別に対し、筆者は同 BCCWJ の基準に従って分類する。日本語には品詞の種類が多いが BCCWJ によると、後要素が名詞(N として用いられる)・動詞(V)・形容動詞(A)だけ

1 語種(和語・漢語・外来語)や品詞(名詞・形容動詞・動詞)の区別は BCCWJ の形態論情報に従 っている。形態論情報とは、品詞の情報や単語の区切などである。しかし、明らかな誤解析を発見 した場合、修正を行った。

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で分類される。しかし、語例を集める時、名詞としての後要素の中に動詞的な名詞と形容動詞になり得る名詞が出てきた。本論では前者は動名詞と呼ばれ、後者は形容動詞的な名詞とする。 ・動名的名詞(VN):名詞に属する。「スル」を伴っ てサ変動詞の語幹となるもの。

・形容動詞的な名詞(AN):形容動詞になりうる名詞。

このように、本接で使用される品詞は名詞(名詞・動名詞・形容動詞的な名詞)・動詞・形容動詞である。

以上の品詞のどちらでも該当せず、形態素だけとして用いられるが「その他」(N/A)と表記される。 また例えば下接語は和語に属する。同時に下接語は名詞として機能を持つ場合、和 N と表記される。同様に和 VN・和 A・漢 N・外 N などもある。

しかし、朴(2017)はサ変動詞の語幹につく場合でも、「不」は「動作性否定」と認められない場合

も存 在するという結論を追加した。この論点を詳しく説明するために、朴(2017)、は「例えば「不消化」・「不調和」・「不用意」などの語は「消化しない」・「調 和しない」・「用意しない」などの動作性の

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否定よりも、「消化していない」・「調和 していない」・「用意していない」など状態の否定としての位置づけが妥当であろ う。 」(p15)と述べていた。すなわち、サ変動詞の語幹につく場合は、「不」は

①動作性否定及び②状態の否定という 2 つの意味を持つ。

また同じの朴(2017)は NTT データベースシリーズ『日本語の語彙特性 第 7 巻』により「不」 の 2 字結合語と 3 字結合語を分析し、以上の意味以外、「不」は 7 つの意味を付加する。それらは朴

3.1.2.2.「不」の下接語の性質

BCCWJ により検索した語と辞書を引いた語を合わせて「不」を含む語例は 261 語になっている。まずこの 261 語の後続語の和語・漢語・外来語に分類し、集計の結果が出た。

漢語の後接要素は大きな割合を占めている。具体的に言うと、和語系後接要素は 10%に達しなかったものの漢語に属している語が合計の 90%を超えた。

和語(14 語) (5.4%) 不向き、不真面目、不躾け、不払い、不幸せ 等

漢語(247 語) (94.6%) 不意気、不平等、不使用、不人情、不分別 等

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つまり、「不」は漢語と結合する傾向があるということが見られている。

次に、各語種に属している語はどのような品詞の特徴を持つかとか明らかにするため、品詞に分類しは以下のように説明する。

「不」と結合する語は和語である場合、品詞が名詞(N)・形容動詞的名詞(AN)という二つの種類に分けられる。またどどちらの品詞に属してない形態素も出ている。それぞれの割合は次のように挙げる。

名詞(N)(8 語) (57.2%) 不似合い、不心得、不釣り、不身持、不躾け 等

形容動詞的名詞(AN)(3 語) (21.4%) 不幸せ、不真面目、不向き

以上の割合をみると、和語に属している「不」の下接語の過半数は名詞でほぼ 60%を占めている。一方で形容動詞的名詞としての下接語は 3 語しかない。

しかし、名詞である和語と形容動詞的な名詞の和語を合わせて 78.6%になり、後 21.4%が残っている。この 21.4%は名詞も形容動詞的名詞もどちらでも該当せず、形態素だけとして用いられる。この種類は形容動詞的名詞と同じ、3 語ある。

その他(3 語) (21.4%) 不行届き、不慣れ、ふとどき

続きましては漢語に属する語の品詞に対し、品詞の特徴の分析を行った。集計した、次のような結果取得した。

このように「不」の下接語の性質が見つけた。一番見やすいのは動詞と結合する語できないという特徴である。分析でデータに基づいて、和語も漢語もどちらの語種でも動詞として働けない。そ

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の一方で、「不」は名詞の後接要素と結合しやすいことが見られている。「不」に形容動詞として機能を持つ後接要素が付く場合があることもあるが傾向ほどと言えない。そのほか、「不」は漢語及ぶ和語と結語する可能性がある。詳しく分類すれば、「不」は和 N・和 AN・漢 N・漢 VN・漢 AN と結合できる。さらに束縛形態素の特徴を持つ下接語もある。

野村(1975 年)、p38 で「実体概念」及び「属性概念」という二つの定義を説明した。「実体概念」とは文脈の中で,コトやモノを表わすとみられる語または結 合形ということであり、サマを表わすものを「属性概念」を表 わす表現のようによぶ。同研究では、「不」の意味を分析し、「非」と「不」はいずれも「実体概念」と「属性概念」を表わす語と結合する。「属性概念」を表わす語に来る場合は性質や状態を蓑わす意味を持つ。

しかし、野村で研究した「不」の意味は概括的に指摘されたが具体的には「不」・「非」の意味違いはどのような点かというと、すこし不明なので朴(2017)ではこの問題点から、極めて詳しく「非」の意味を追加する。

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朴(2017)、p21 によると、「非」の意味分類は全て 4 つある。以下のように朴(2017)の研究から抽出した結論と語例である。「非」は「(ある基準)にそむく/外れる/合わない」(非人情)、「(量、レベルなど)が足りない」(非学)「~が悪い」(非勢)「~でない」(非人)という四つの意味を持っていることを指摘した。 以上の 3 つの資料をまとめて合わせた後、朴(2017)に言及した 4 つの意味の他、 国語辞典に描いた「④そしろ、せめる(非難)」という意味は別の意味になっている。

つまり、「非」の意味は①(ある基準)にそむく/外れる/合わない・②b(~が足りない/ない/少ない/低いなど)基準以下・③~が悪い・④~でない・⑤そしろ、せめるという五つの意味がある。

3.1.3.2.「非」の下接語の性質

語例を取得し、133 語の「非」を含む語を集めた。

まずは語種の特徴を分析しようと思っている。133 語を語種により、分類し、語種の割合は次のように説明する。

漢語(81 語語)(61%) 非公開、非公式、非合理、非政府、非表示

外来語(52 語)(39%) 非エステル、非エネルギー、非アルコール

以上の割合から見れば、和語に属している下接語が一つでもないことが見られた。それに対し、結合できる漢語と外来語が多い、それらの割合は順に 61%と 39%を占めている。漢語に属している後接要素の数量は外来語の数量の役 1.5 倍である。

次に問題とするのは各語種に属している「非」と結合する言葉がもともとどのような品詞的機能を持っているかということである。後続語に「性」や「的」が付く場合は、そこまで含めて品詞を判定した。後続語の品詞を分類した結果は以下のとおりである。

基本的には漢語に属している結合する要素の品詞は名詞・動詞的な名詞・形容動詞的な名詞・形容動詞として機能がある。

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N(50 語) (96.2%) 非アレルギー、非コア、非サービス

A(2 語) (3.8%) 非アカデミック、非アクティブ

また、「非」と結合する語の形の分析を実施し、野村(1997)、p47 の研究に述べられた「「非」の場合はほとんど{非的}の形だ」ということに加えて、もう一つの特徴が見られた。確かに、「非」の後接要素は形容動詞になると、全部は{的}の形をとる。しかし、{的}の他に、名詞になると、{~性}の形をとる(23 語)ということが見られた。

{非的}の形 非主体的、非人道的、非人間的、非倫理的、非伝統的

{非~性}の形 非感染性、非反応性、非重要性

では、結論を言えば、漢 N・漢 VN・漢 AN・漢 A 及び外 N・外 A と結合できる。また、非」と結合する語の形については、形容動詞になると、{~性}の形をとる。さらに、名詞になると、{非~性}をとる場合も見られる。

和語(6 語) (3.9%) 無謀、無考え、無傷、無目、無印、無反り

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漢語(147 語)(96.1%) 無事、無用心、無意識、無国籍、無差別

以上の結果を見ると、「無」は漢語と結語しやすい一方で和語と結語する可能性が低いことが理解できる。和語と結語する語があるがこの語種は全体の小さな割合しか占めていない。外来語の場合は、「無」と全く結語できない。

次に、収集した「無」を含む 156 語後接語は「無+和語かつ名詞」や「無+和語かつ動詞」などのように分類し、結果は以下の通りである。

このように、「無」の下接語は和 N・漢 N・漢 VN・漢 AN に属する。その中に「無」は漢 N・漢 VNと結合する場合が多い。

3.1.5.否定接頭辞「未」

3.1.5.1.否定接頭辞「未」の意味

「未」は否定接頭辞類の一つで「ミ」と読まれる字である。

国語辞典によると、「未」は一つだけの意味を表わす。

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・まだ…ない/まだ十分ではない/いまだ(未完・未完成・未決・未婚・未知・未開発・未経験・未公開・未発表等)

朴(2017)、p61 によると、「未」の意味が二つに区分できる。それは「動作過程の開始限界に達していない状態 」及び「動作過程の開始限界に達していない状態」。

簡単に言えば、ある動作がまだ始まっていないこと・ある条件・基準に達していないこと、あるいはある動作が終了していない状態などのような意味が理解できる。例えば、「未開発」とは開発がまだ開始していないということであり、「未満」とは満足程達していない意味と持ち、「未完成」とはまだ終了していないことである。

つまり、「未」は時点を強化する意味を持つ否定接頭辞辞である。

3.1.5.2.「未」の下接語の性質

「不」・「非」・「無」に来る語の分析方法と同じように「未」を含む語を集め、合計の 46 語を見つけた。そして語種・品詞により分析し、結果が次に説明する。

「未」と結合できる語種について、結果の通り和語と漢語の語種に属している特徴が見られたしかし、和語系を持つ語が 3/46 語しかないことに対し、漢語系を持つのが 43 語ある。下部ではそれぞれの例を書いている。

和語(3 語) (6.5%) 未払い、未醤、未払込

漢語(43 語) (93.5%) 未解決、未公開、未利用、未発達、未登録 等

次の問題は各語種を持つ語の品詞はどのような特徴を持つかといことで、考察データにもとづいて結論が出た。和語と漢語、「未」と結合せずに独立すると、前者は名詞のみある一方で後者は名詞・動詞的名詞・形容動詞的名詞・束縛形態素の 3 つ品詞の種類として機能を持つ。

和語に属する語の場合

N(3 語) (100%) 未払い、未醤、未払込

・漢語に属する語の場合

N(2 語) (4.7%) 未定稿、未婚

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VN(28 語) (65.1%) 未解決、未公開、未利用、未対応、未発売 等

N/A(13 語) (30.2%) 未見、未収、未婚、未到、未踏 等

以上のことから得た結論としたは「未」は漢語、特に漢 VN と結合する傾向があることである。この点は 3.1.5.1 節に述べた「ある動作がまだ始まっていないこと・ある条件・基準に達していないこと、あるいはある動作が終了していない状態などのような意味が理解できる。」ということをもう一度証明する。

3.2.「不非無未」の相違点

3.2.1.意味の相違点

「不非無味」のそれぞれの意味と結合する語の性質を分析した末、この節では「不非無未」の相違点を挙げる。

今まで、「不非無未」の意味に関する研究が多いので、本研究では、それらの意味の違い点をまとめる。まず、「不非無未」を比較すると、「無」・「未」の違い点がもっとはっきり見やすい。「無」とは

「~ないこと」、つまり最初からそのこと・ものが存在してない意味を持つ。「未」に対し、ある動作がまだ開始していない・ある動作がまだ完了していない状態という二つ意味に区分される。「未」を使う時、動作流れの時点を強化したい時を使う。

「不」・「非」の場合は、この二つ否定接頭辞辞の意味に同様な点が見える。例えば「ある基準にそむく/外れる/合わない」、「良くない」といったの意味である。従って、「不」・「非」を使用する際、よく間違っている。ただし、同様な点があることはあるが相違点が見つけられる。「非」は道徳・法律に関する意味を持つ。またはある概念に外れることを強化する一方で「不」の場合はある動作・あるいは状態を比較する、あるいは何ができないことも表わす。例えば不信とは信じられないという意味である。

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3.2.2.後接要素の相違点

3.2.2.1.「不」・「非」・「無」・「未」の後接要素の語種

3.1 で不非無未に後接する語が語種により分析を実施した。次のように、3.1 から得たデータを整理し、表を作成した。この表にもとづいて「不」・「非」・「無」・「未」の後接要素の語種の特徴を挙げる。後続語の和語・漢語・外来語に分類し、集計の結果が表 1 の通りである。

「不」・「無」・「未」と漢語と結合する割合は順に94.6%・96.1%・93.5%(合計数の 90%以上占めている)だが「非」の場合は 60%を超える。

では、和語や外来語といった漢語以外の語種はどう違いがあるかを次に説明する。

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「不」・「無」・「未」と結合する語で和語に属している語は 14 語・6 語・3 語ある一方で「非」の場合は和語に属している語と結合できない。他の三つの否定接頭辞辞と比べる際では、これは「非」の眼立つ相違点のひとつとしてみられた。

例:非アレルギー、非サービス、非アルコール、非コア、非デフォルト

これらのことから「不」・「非」・「未」・「無」の後接要素の語種の相違点が分かってきた。もっとも見やすい相違点は「非」は外来語にある語と結合できることである。次は和語である語は「非」に付くことができない。このことは「不」・「無」・「未」とまったく違う。また、「不」・「非」・「未」・「無」の後ろにくる言葉は漢語と結合できるがもっとも結合する可能性が高いのは「不」で低いのは「未」である。和語の場合は、もっとも和語に付く可能性が高いのは「不」である。

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表 2 を見れば、研究の対象「不」・「非」・「未」・「無」のいずれも漢語名詞(漢 N)及び漢語動名詞(本研究では漢VNと呼ばれる)と結合できる。

和語名詞と結合できない否定接頭辞辞は「非」のみである一方で外来語名詞と結合できるのは

「非」しかない。

外来語名詞(外 N) 非アレルギー、非サービス、非アルコール 等

次に、形容動詞的名詞(AN)として機能をもつ後接要素を考察すると、表 2 から形容動詞的名詞(AN)は「未」の後ろに付けないことが見られる。反面には「不」・「非」・「無」は漢語系形容動詞的名詞(AN)と結合できる。ところで、「無」と形容動詞的名詞を結合する語が 1 語だけあり、その言葉は「無器用」という語である。また、「不」 の場合は、漢語に加えて和語でも連接できる。 不(和 AN) 不向き、不真面目、不幸せ

では、形容動詞(A)の前に付く否定接頭辞辞はどちらの否定であるかという質問に対し、表 2 の観察で答えできる。表 2 に見えるように、「不」・「非」を含くむ語が現れた。つまり、「未」・「無」は形容動詞と結合する能力がない。

最後に、「不」・「非」・「無」・「未」の中に「非」のみは束縛形態素が付くことができない。束縛形態素とは独立すると、意味がないものである。この場合、ほとんどの束縛形態素は一字漢字の造語要素である。

これらのことから「不非無未」の類以点は漢 N、もしくは漢 VN と結合できることと言える。さらに 4つの否定接頭辞辞の中に、「不」の造語力が高いことが分かってきた。理由を言えば、「不」はどちらの品詞である語でも結合できる。このことは「非」・「無」・「未」とまったく違う。

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このように「不」・「非」・「未」・「無」に後接する語の相違点について、以下の結論が挙げられる。 ①「不」の造語力がもっと高い。「不」は和語且つ形容動詞的名詞と結合できる。

②「非」は外来語に属する語を結合できる。具体的には外来語の名詞と形容動詞である。

③「非」は和語と結合できない。それに束縛形態素と結合できない。

④「非」と結合する語の形については、形容動詞になると、{~性}の形をとる。さらに、名詞になると、{非~性}の形がある。

(A)・その他(N/A))により分類される。結果は以下の表である。

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②ある概念・カテゴリを否定する。

~がない

(何が最初の時点が存在しないを強化する)

まだ~ない

(動作流れの時点を強化)

Trang 33

第 4 章:日本語における「不・非・無・未」と

ベトナム語における相当する単位の対照

第 3 章では日本語における否定接頭辞辞「不」・「非」・「無」・「未」のぞれぞれを意味と結合する語の質性により、分析された。そして、「不」・「非」・「無」・「未」の相違点も述べられた。しかし

第 1 章で述べた通りにベトナム語には「不」・「非」・「無」・「未」と相当する意味の言葉が存在するのでその相当する単位を比較したいと思う。比較できるように、まずははベトナム語の「不」・「非」・

「未」・「無」と相当する言葉の特徴を分析する必要がある。そのため、本章では思うに二つの部分に分けられる。前部ではベトナム語における相当単位の特徴を中心の分析を実施する。後部は

「不」・「非」・「無」・「未」とベトナム語における相当する単位を比較する。

4.1.ベトナム語における「不・非・未・無」と相当する単位

否定接頭辞辞を含む語の意味を調べる時、日本語では同じ語例がベトナム語へ翻訳する時、二つの種類がある。一つの種類は「bất an」のような言葉である。「bất an」は日本語では「不安」と意味をもつ。その中で「bất」は「不」で「an」は「安」と相当する単位である。この種類の特徴は言葉の構成する要素はもともと漢字でありベトナム語の読み方で表記されるものである。つまり日本語の音読みと相当する発音し方である。このような言葉は「漢越語」と呼ばれる。「漢越語」の定義は

4.1.1.で詳しく説明する。ベトナム語には、漢越音で表記される言葉の「不・」「非」・「無」・「未」は順に「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」である。もう一つのは意味が相当するが形が異なっている語である。ではそれぞれの種類の特徴はどのような点があるか、収取した語例を考察後、特徴があげる。

4.1.1.ベトナム語における「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」

Đỗ Phương Lâm ( 2003)、p5-8 によると、「ベトナム語の「BẤT」(不)と「PHI」(非)・「VÔ」の起源は古漢語である。中国語の文法を見ると、「不」と「非」は元に否定副詞、つまり「不」・「非」・「未」は独立に働き、接頭辞的、文法的に造語力が高いがベトナム語に借用された時、独立語ではなく、語彙の構成要素として働く。さらに、造語力も限定される。「BẤT」と「PHI」の使い方と意味が全く違うので語彙を構成すると、置き換えられない。」と書かれた。また「BẤT」と「PHI」「VÔ」の特徴を分析るるために、元の要素の特徴から始める。古漢語文法では「不」、「非」・「無」は否定語。「不」は動詞・形容詞の前に付く、「(動作)シナイ」、「(状態)ではない」という意味を持つものである。

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「無」は名詞の前に付く、「(その人、そのもの、そのこと等)がない」という意味を持つ。ベトナム語で借用された後、それらの意味が変化していないことも指摘した。

以上から見ると、「BẤT」(不)と「PHI」(非)・「VÔ」の意味と結合する語の特徴がはっきり述べており、結合する語の品詞はもともと漢語の品詞に基づいて批判する。しかし、本研究では筆者はベトナム語の品詞を考察したいがその問題点がまだ明らかにしないのでその疑問を解決したいと思う。また「VỊ」の場合はどんな意味を持ち、またはどのような言葉と結合するかという問題がまだ解決していない。さらに、「BẤT」(不)と「PHI」(非)・「VÔ」の意味が説明するがそれは全体的な意味のみである。以上の意味以外、もっと具体的な意味があるかどうかがまだ書かれていないので次にそれぞれの特徴を明らかにしたいと思う。ですから、語例を通じて、分析する。

4.1.1.1.ベトナム語における漢越語

「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」の特徴を分析する前に、ベトナム語の漢越について説明する。

まずはベトナム語の文字である。佐藤(2019)によると、ベトナム語は漢代より約 1000 年に渡り中国に支配され、その後の独立王朝時代も漢字が公式に使われた。しかし、漢字は外来語なのでベトナム語を記すことが十分ではない、また漢字は知識層のみ使われた。そのため、常用言語でベトナム語を正確に表すために、「チューノム」(字喃)が創作された。しかし、フランス植民地時代になると、フランス植民地政府は、チュークオックグー(国語の意味)によるベトナム語表記の普及に努めた。チュークオックグーというのはラティン文字に基づいてベトナム語を表わす文字である。アクセント符号を併用することにより、ベトナム語の 6 声調を表記し分ける。1945 年のベトナム民共和国独立以降、チュークオックグー表記によりベトナム語が公用語になった。

ベトナム語の歴史が複雑なので、ベトナム語語彙の中に外国語の起源である言葉が多く見られる。Nguyễn Văn Khang (2007)によると、ベトナム語は純ベトナム語(từ thuần Việt)と借用語(từ vay mượn)に分けられ、ベトナム語語彙の約 65%を占めるのは漢語由来のものである。それらは「漢越語」と呼ばれている。「漢越語」というのはベトナム語の読み方の漢語由来語である。

漢越語を分類すると、3つ種類がある。以下のように分かられている。

古漢越語 (từ Hán Việt cổ):唐時代以前にベトナム語で使われた漢語

漢越語 (Từ Hán Việt):唐時代から 10 世紀初頭(ベトナムが独立国になった時代)の間にベト ナム語で使われた漢語。

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越化漢越語 (Từ Hán Việt Việt hóa):漢越語の一部が、音声変化してできたもの。

4.1.1.2.調査の概要

・調査の目的

この調査の目的は「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」を含む語を収取し、語例から意味と下接語の品詞の特徴を挙げることである。また考察したデータは既に分析した「不・非・無・未」の下接語の品詞と意味と対照し、相違点・共通点をあげる。

・調査の対象

ベトナム語の否定接頭辞辞「BẤT」(不)・「PHI」(非)・「VÔ」(無)・「VỊ」(未)を分析するために、

「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」の意味及び下接語の特徴を分析する。『Từ điển tiếng Việt』というベトナム語辞典に出現している「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」を含む語を考察対象としてする。収取した後、総 197 語を集めた。その中に、「BẤT」(64 語)・「PHI」(40 語)・「VÔ」(90 語)・「VỊ」(3 語)がある。

では日本語の「不」・「非」とベトナム語の「BẤT」・「PHI」を比較する前に、ベトナム語の特徴について説明する。

Trang 36

形容詞(A)は「日本ベトナム学科オンライン」によると「人や物事などの性質・状態などを表し、名詞を修飾し、補語になる。しかし、修飾語など説明する言葉が、その対象の後ろに付く、被修飾語

+修飾語の順になるので名詞を修飾すると、名詞の後ろに付く。この特徴は日本語と逆にする。 例:

Cô gái đẹp (女性+綺麗な)

綺麗な情勢

また、日本語の形容動詞のように動詞的用法で使われ、動詞を修飾する副詞的用法で使われることもある」と書かれた。

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Tôi cảm thấy vô lực (力がない状態、疲れた)

・動詞下接語(22/64 語)

例:bất biến(不+変) bất luận(不+論) bất trắc(不+測)bất quá (不+超) 等

言葉を解釈すると、「biến」は変化するという意味、「論」は議論するという意味、「trắc」は予想するという意味、「quá」は超えるという意味 である。以上の語接語の品詞は動詞ということが見られる。 ・名詞下接語(7 語/64 語)

例:Bất đẳng thức, bất động sản, bất phương trình, bất nhân、bất nghĩa

Đỗ Phương Lâm ( 2003)によると、Bất đẳng thức, bất động sản, bất phương trình の組み合わせでは、bất đẳng、bất phương, bất động はすべて定性的な構成概念であり、その背後にある言語中心の名詞(意識、エッセイ、プロセス、現実)を補完します。

Bất động + sản

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しかし、現在のベトナム語の文法には「đẳng thức」、「động sản」、「phương trình」,などは名詞として使われているので本研究では名詞下接語としてする。

・意味がある不自由音節(15/64 語)

もう一つの下接語の種類はもともとの漢語は動詞として機能を持つがベトナム語に借用された時、動詞として機能を持てない。これらのも言葉は第 2 章 2.5 で述べた意味がある不自由音節(例えば(thủy(水), hỏa(火), sơn(山)等)に属する。

Trang 39

以上の例後を見ると、「chính phủ」,「 pháp」 ,「 quốc gia」,「 lý」,「 quân sự」,「 nhân đạo」の全部は名詞である。しかし、例外は一つであり、「phi sản xuất」 の言葉で「sản xuất」(生産)は動詞てして機能を持つ言葉である。

Vô ý thức, vô danh, vô nghĩa, vô thanh, vô sản, vô liêm sỉ, vô nhân đạo, vô tổ chức, vô kỉ luật 等。

ý thức は意識、danh は名前、nghĩa は意味、thanh は音、sản は財務、liêm sỉ は廉恥心、nhân đạoは人道、kỉ luật は規則、全ては名詞である。

Trang 40

「vị hôn thê」を使用する時、結婚するパートナーの敬語を表わす表現と間違ってしまった。実際には「vị hôn phu」、「vị hôn thê」は bắt đẳng thức, bất động sản の形と同じとする。

Vị hôn + thê(未婚+女の人)

Vị hôn + phu(未婚+男の人)

そうしたら、Vị hôn は thê、 phu を修飾し、未婚と相当する意味を持ち、まだ結婚していない意味を持つ。しかし、hôn はベトナム語に独立する場合、結婚という意味ではない。この言葉でももともとの漢語で動詞として働いた、ベトナム語の文法では意味がある不自由音節として見られる。 このように「VỊ」は「まだ~ない」という意味を持ち、形容詞、あるいは不自由音節動詞と結合する。

4.1.2.「不」・「非」・「無」・「未」と同形していない単位

4.1 の頭の部分の通りに、「BẤT」・「PHI」・「VÔ」・「VỊ」以外、「不」・「非」・「無」・「未」と意味が同じだが形が違う単位がある。その単位の特徴を明らかにする、「不」・「非」・「無」・「未」はベトナム語の意味を調べてリスト4を作成した。そしてベトナム語の意味により「不」・「非」・「無」・「未」と同形していない単位の表現をあげる。また辞書だけでなく文脈で相当する表現も挙げる。本研究で使用された作品は夏目漱石の「心」という作品を選んだ。

・「不」と同形していない単位

リストによると、「不」を含む語はベトナム語へ翻訳時、「không」をはじめる言葉が 222 語がある。 構成の形

Không + 語

ベトナム語には「Không」は副詞として機能を持つものである。「Không」は動詞・形容詞の前に付き、動詞・形容詞の否定意味を修飾する。そのため、「不」の下接語は形態素としてもできるに対し、Không に来る語は動詞・または形容詞だけである。

では、文脈の場合、「不」は Không と翻訳するか。例をみてみる。

1 それは迷惑とも嫌悪とも畏怖とも片付けられない微かな不安らしいものであった。

Nhưng dù thế nào đi nữa trên nét mặt ông, tôi cũng cảm thấy một nỗi bứt rứt không yên

4 リストは付録で付ける。

Ngày đăng: 08/09/2021, 15:41

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不振 フシン N/A - (hình thế, thành tích) không tốt, - 日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」 ―ベトナム語との対照― = tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng nhật ―so sánh với tiếng việt―
hình th ế, thành tích) không tốt, (Trang 64)
theo bảng chữ cái - 日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」 ―ベトナム語との対照― = tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng nhật ―so sánh với tiếng việt―
theo bảng chữ cái (Trang 73)
非ヒューマノイド ヒヒューマノイド N- không có hình dang, - 日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」 ―ベトナム語との対照― = tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng nhật ―so sánh với tiếng việt―
kh ông có hình dang, (Trang 75)
無印 ムジルシ N- (quần áo) trơn; không in hình - 日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」 ―ベトナム語との対照― = tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng nhật ―so sánh với tiếng việt―
qu ần áo) trơn; không in hình (Trang 76)
無形 ムケイ N vô hình - 日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」 ―ベトナム語との対照― = tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng nhật ―so sánh với tiếng việt―
v ô hình (Trang 79)
無定形 ムテイケイ N- không định hình, không kết tinh - 日本語における否定の接頭辞「不・非・無・未」 ―ベトナム語との対照― = tiếp đầu ngữ phủ định 「不・非・無・未」 trong tiếng nhật ―so sánh với tiếng việt―
kh ông định hình, không kết tinh (Trang 81)

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